旬の食材であること、近隣エリアで生産されているこだわりの食材であること、サポーターや自分たちが育てた新鮮な食材であること、中国山地の自然からの恵みであること、調味料は昔ながらの製法かつシンプルな原料と工程で作られていること、、、これらは自分たちが食べたいと思う食材であり、その考えを大切にしています。メニューを柔軟に変えるのは、そのためです。使用するすべての食材・材料をカバーすることは難しいですが、できる限りこの考え方に沿った食材を使用するよう心がけています。
山の中のカフェは、やることがいっぱい。周りの草刈り、薪ストーブ用の薪の調達と薪割り、山菜や天然きのこの採取、ガーデンのデザインと植物の維持管理、ポタジェ(自家菜園)の世話、簡単な修繕、大型コンポストや看板の制作など。これら多くのことが多才な地元サポーターさんたちの協力によって行われています。
調理の仕込みで出る大量の野菜くずなどの生ごみは、すべて大型コンポストで堆肥化しています。土の中の微生物のチカラだけで十分すぎるほどの分解力があり、寒い日にはほんのり湯気がでることも。。。コンポストでできた堆肥は、ポタジェやガーデンの堆肥としてぐるりと循環。元気な植物を愛でることで癒されます。
店内はエアコンの代わりに、夏は自然の風を取り込み、冬は薪ストーブに火が入ります。暑さの中にもそよ風の涼しさがあり、寒さの中にも炎の温かさを感じることができる空間です。
(ただし、35度を超える猛暑日や、一晩で一気に50㎝を超える雪が積もるような冬日は、状況をみながら臨時休業させていただきます。)
使用する食器もリユース。空き家などで使わなくなった食器を譲り受け、利用しています。