「幸せの時を刻む、晩秋の男ディナー」開催!


秋もいっそう深まる2015年11月14日、今回もCAFE de KURA蔵(広島県庄原市東城町東城250-5)を会場に、5回目となる男dinner(ダンディナー)が開催されました!

今回のテーマは『幸せの時を刻む、晩秋の男ディナー』です。とにかく、地元の食材を使った料理で、おいしくて楽しいひとときを過ごしてもらいたいという男ディナーのメンバーの思いのこもった食事会となりました。


アイガモにどんぐりコロコロ豚、おぬかりんご・・・・と、どんな料理になるのか楽しみです。


本日のメニュー、1品目は「インゲン豆のスープ」。


地元東城町産のインゲン豆とさんど豆を玉ねぎ、ブロッコリーと一緒にじっくり炒めて、豆乳、牛乳、生クリームを加えてスープにしました。


豆と聞いて、あっさりした味わいかと思っていたら・・・、口にスプーンを運ぶと、これが奥深い味わい。

コクがあって、美味しい! この季節、温かいスープはそれだけで贅沢です。

 

2品目は「おぬかりんごとホタテのマリネ」です。


りんごとホタテをワインビネガーとすし酢を合わせたマリネ液で和えた一品。


この斬新なコンビネーション、果たしてどんな味なのか・・・。


一口食べて、テーブルは議論の場に。

「酢はもっと柔らかいほうが・・。」、「ホタテに少し塩をふったほうが・・。」「目指す方向性はわかる!」などなど。


後で、貴重な意見をシェフたちに伝えましょう。

フジは、甘くてシャキシャキの歯ごたえ。個人的には、たくさんあるりんごの品種の中で一番好きな品種です。

 

 


そして、いよいよアイガモ料理「アイガモと鶏肉のガランティーヌ」。

アイガモは庄原市比和町の農家さんに譲っていただきました。

 

ガランテーヌはスペイン料理だそう。初めて聞く料理名にどんな味なのか興味津々。


豚肉のミンチ、たけのこ、たまねぎ、しいたけを混ぜ合わせ味付けしたものを、アイガモと鶏肉でそれぞれ巻いてロール状にします。それをソテーし、あさり、えび、香草といっしょに蒸し煮にしました。

 

魚貝のだしとアイガモがよく合って絶品です!


美味しすぎてあっという間になくなってしまいました。でも、お皿にはまだ絶品スープが残っています。これを、パンにつけて食べたい!とリクエストすると、すぐにバゲットをトーストしてテーブルに運んでくれました。さすが、男ディナー!

 

 

そして、次にテーブルに運ばれたのは「どんぐりコロコロ豚のチーズカツレツ きのこクリームソースを添えて」。

 

どんぐりコロコロ豚は、庄原市が誇るブランド豚肉。庄原市で採れたどんぐりを混ぜた飼料を食べさせ、雑木林で放牧して育てられています。

 

 

パン粉に、レッドチェダーチーズとパルメザンチーズを混ぜたカツレツです。


 


クリームソースには、しいたけ、マッシュルーム、まいたけ、しめじが入っています。

秋らしいきのこたっぷりのクリームソースは、カツレツによく合います。


「どんぐりコロコロ豚」は、食彩館しょうばらゆめさくら(広島県庄原市新庄町291-1)で販売されています。

 

ぜひ、一度味わってみては。

 



そして、〆の一品は「アイガモのにゅうめん」です。

昆布とかつおぶし、ねぎでとっただしの、いい香りが厨房から漂ってきます。

アイガモの香りと合わさって、何とも言えないいい香り。

食べる前から、すでに、おいしそう・・・。

 

今回は、通常のそうめんより少し太めの「半田めん」を使っています。

トッピングは、ねぎにしょうが、ミニトマト、セロリ。

 

鴨にはお蕎麦というイメージですが、にゅうめんにもよく合います。

しめにピッタリの一品となりました。

 


スイーツは、「蕎麦がきをそば茶と一緒に」。


そば粉にキビ砂糖と抹茶を入れたオリジナル蕎麦がき。

火にかけて、とろっとなるまでひたすら混ぜます。

丸めたあんこの上に蕎麦がきをかけて、ローストしたくるみと青大豆きなこをトッピングしました。

 

9月末に奥出雲町を訪ねた、イートローカルプロジェクトのスピンオフ企画「名工探訪2015秋!」で、立ち寄ったお蕎麦屋さんの蕎麦がきをヒントに、考案したオリジナルスイーツレシピです。

 

蕎麦がきにあんことクルミがよく合います。やっぱり、秋には”和のスイーツ”がいいですね。



身近な産直市などで、豊富に旬の食材が手に入るしあわせ、そして、それを料理して囲むテーブルがあるしあわせ・・・。

 

確かに、しあわせな時を刻んだ今回の男ディナー、次回も楽しみです!

 

みなさんも田舎暮らしを、まずは「食」から楽しんでみませんか。


今回参加された方、活動に興味のある方、ぜひコメントをお寄せください!

 

 

 Written by RIE KIKKAWA/ Photos taken by N.TAKABAYASHI&R.KIKKAWA

 for JUN TAKASHIBA

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コメント: 2
  • #1

    高林直樹 (水曜日, 18 11月 2015 02:42)

    写真に名前入れてもらってありがとうございます。
    おいしい料理ありがとうございました。
    だんだんおいしさがアップしていく感じに、何ともいえない満足感にひたりました。
    あまりにおいしくて、またおいしそうな香りにつられ「どんぐりコロコロ豚カツレツ」写真を撮るのをすっかり忘れ、撮影前にはしをつけてしまいました。結果角度をごまかして撮影せざるを得なくなりました。ごめんなさいm(._.)m
    おいしすぎるのも罪ですねって、私が食い意地張りすぎてるからなのですが。
    コロコロ豚のたかばやしでした

  • #2

    すみな (土曜日, 21 11月 2015 20:16)

    男ディナー、お誘いいただいたのに、行く事が出来ませんでした(。-_-。)
    今回も、全ての料理、オシャレで美味しそうですね☆(^o^)特に、『合鴨と鶏肉のガランティーヌ』気になります‼︎
    食材1つ1つにこだわりいっぱいの、男ディナーメニューコース!
    これからも楽しみにしています☆(^人^)