初秋のディナーは賑やかに

気が付けば、暦はもう9月。

朝晩も涼しさよりは肌寒さを覚えるころとなりました。

男dinner秋の回を10日後に控えた今日(2015年)9月12日は、シェフ 宮地邸を会場に、試作を兼ねたお食事会を開催です。



一品目は、ヴィシソワーズ風の冷製スープから。

秋らしく、カボチャを使って作ります。

 

カボチャは宮地家自家栽培のもの。

この濃厚な色合いが、熟れ具合の良さを物語っています。

まずは調理しやすいよう材料のカ下準備。

カボチャは、サイの目に。

硬い皮が残ると舌触りが悪くなるので、カットして丁寧に取り除いていきます。


タマネギは半月状にスライスです。

うーん、目に沁みそう・・・





熱したフライパンにバターを敷き、タマネギをしんなりするまで炒めます。


この間、先ほどのカボチャをレンジにかけ、軟らかくしておきましょう。



軟らかくなったカボチャを投入!

さらに牛乳とコンソメを入れ、火を通します。

味加減は、塩と胡椒で。












火が通ったら、ミキサーにかけて滑らかにし、粗熱を取って冷やします。


つづいては、こちら。

知り合いの方からスズキを頂いたそうで、私のリクエストで刺身にしてもらいました。

丸々一匹のスズキ。

まずは鱗がバリバリと音を立てて剥がされていきます。

次は三枚おろしに下ろした後、刺身にカットされていきました。。


魚捌くのを間近で見るのはホント久しぶりです。いや、なかなか素晴らし腕前!






捌いた後には、頭やヒレなどが残ります。

ここもムダにはいたしません。

鍋に入れ、ショウガのスライスを散らし、酒や醤油で味を調えて「あら煮」に仕上げます。

美味しい一品が増えました (^^


三品目は、アボカドを使った料理。


まず、アボカドを半分に割って種を取り、皮から身をきれいにくり抜いて別の容器に。

移した身に、細かく切ったスライスチーズとマヨネーズを加え、和えます。

和えたものを、くり抜いた皮に盛り付けていきます。


皮が器になって、オシャレ~


さらに、ベーコン、小エビをのせて、オーブンで焼いたら出来上がり!


あぁ!もうすぐにでも手が出そうなこの仕上がり!!

アボカドを使ってもう一品!

カプレーゼに仕上げます。


いつもは普通サイズのスライストマトを使いますが、今回はあえて!?のプチトマトで。

四つ切にしたものを下に敷いてます。


その上に細かく切ったアボカド、さらにモッツアレラをのせ、周りに小エビを添えてみました。

オリーブオイルに塩・胡椒、そして粗挽きブラックペッパーを味を調えたものを上からかけて出来上がり。


ここまで、野菜と魚、ヘルシーなものばかりになりましたので、肉料理を一品。


まず、鶏のモモ肉にヨーグルトをつけます。これで肉の軟らかさが増すそう!

その後、片栗粉をまぶし、たっぷりオリーブオイルを引いたフライパンで、表面に焦げ目がつく程度に焼きます。


次はソースづくり。


焼き目のついた鶏肉をいったん取り出し、そのままそのあとにカットしたタマネギ、ピーマン、パプリカを入れ、炒めます。



さらにスライスしたマッシュルーム、ベーコン、刻んだニンニク、鷹の爪も投入。さらに炒めます。


火が通ったら、水とトマトピューレを加え、少し煮立たせます。

塩をチョット入れて味を調整。



煮立ってきたら、先ほど取り出したモモ肉を入れます。

お肉に味が染み込むよう、しばらく煮込みます。

完成図はのちほど。


これで、鶏肉を使ったチリンドロンソース煮が完成!

スペインの郷土料理だそうです。


サラダに、野菜の混ぜ混ぜも加え、ずらりと並べられた料理の数々。

もう待ちきれません!

上は、スズキのあら煮です。

良い色ツヤしてます、美味しそう!


下が、チリンドロンソース煮です。

一見、辛そうな色身ですが、野菜の甘みがしっかりと出てます。

さすが、家庭料理だけあります。




食前酒にはスパークリングワインを。

蜂蜜ジュレと桃を入れ、ブルーベリーも添えました。

デザートっぽさもあってイイです (^^)b

盛りだくさんの料理に、参加者も満足・満腹です。

デザートも出る予定でしたが、これ以上は嬉しすぎる悲鳴が出そうです (^^;

また次の機会に取っておきましょう。


今日は、男dinnerの番外編でお送りしました。

さあ、もうすぐ秋の回がやってきます。

いそいで次の準備に取り掛からねば!



WRITTEN BY JUN.T