夏野菜の代表格「きゅうり」。比婆地方(広島県庄原市)には昔から伝わる在来種のきゅうりがあります。それが、これ。
大きく肉厚で、その名前の通りウリっぽい。
育ったきゅうりから種を採って、また翌年種をまき育てる・・・こうして今に守り伝えられている郷土の野菜です。
比婆地方に昔から伝わるこのきゅうりを使ったレシピを教わったので紹介します。暑いこの時期には、どこの家庭でもよく作っていたそうです。
肉厚のきゅうりだからこそ美味しくできる一品です。
【地這え胡瓜のみそ炒め】
材料:
・比婆地方在来種きゅうり 1本
・イリコ 適量
・味噌 大さじ3~4
・油 適量
・酒 大さじ1
・みりん 適量(お好みで)
作り方:
1.きゅうりは縦半分に切り、中の種をスプーンなどで取ったあと厚めに切る。
2.1に軽く塩(分量外)をふってしばらく置く。表面に水分がでたら軽く絞っておく。※水分は絞り過ぎないようにする
3.イリコは手で荒くちぎる
4.フライパンに油を入れ、ちぎったイリコを炒める
5.さらに、2を加えて手早く炒め、味噌、酒、みりん(お好みで)で味をからめる
※いりこのかわりにイリコだし(顆粒)でもOK
レシピ参考:比婆郷土料理研究会「山仕事べんとう」レシピ
by RIE KIKKAWA
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