木苺(キイチゴ)の仲間は種類が多く、日本には約40種類もの木苺が自生しているそうです。
この時期、比婆地方でよく見かける木苺といえば・・・、
橙黄色の実をつける「モミジイチゴ」です。
梅雨の雨つぶで、モミジイチゴがみずみずしい!オレンジ色が鮮やかです。
甘くて粒が大きいモミジイチゴは、昔も今も学校帰りのこどもたちの楽しみな「おやつ」です。
このイチゴを見つけると、次々に採っては食べる・・・。美味しいので、夢中になって口に運んで、なかなか家にたどり着けません。
【モミジイチゴ】
バラ科。落葉低木で本州、四国、九州に分布。葉は互生、葉は鋸歯があり、先は3~5つに切れ込む。葉柄・茎に鉤形のトゲがある。丘陵地の林縁に多い。
他に、モミジイチゴに似た実をつける「ビロードイチゴ」や「カジイチゴ」という木苺もあるそうです。
たくさんの種類がある木苺。野のイチゴが身近に食べられる環境に暮らすって、いいですよね。
by RIE KIKKAWA