これな~んだ。
山を歩いていると足元に落ちていたもの・・・何だか分かりますか?
分かった方は、なかなかの情報通ですね!
この日は、珍しく久しぶりの一人山歩き。
基本、一人山歩きはあまりお勧めはしませんが、
たとえ慣れた山であっても安全には十分注意が必要なんです。
今日のコースは、比婆道後帝釈国定公園の比婆山周辺。
この辺りはブナの原生林が広がりとっても心地よい空間があります。
あちこちから鳥のさえずりが聞こえ、鳥の鳴き声クイズ(笑)たるものをしながら、ゆっくり散歩。
その中で、ひと際耳に飛び込んでくるのが、ドラミング。
「ドラミング」とは、動物が鳴き声以外の方法で音をたてる動作のことです。
実際の音をご紹介できないのが残念ですが、山の中に
「コンコンコンコンコンコンコンコン・・・・・」という響く音。
歩いていると、だんだん音に近づいていく気配。
さぁて、誰が鳴らしているのかな。
こちらの気配が相手に気付かれないように(まぁ無理ですが)、
足音を消しながら探し歩いていくと、ほら手がかりが足元に。
腐葉土たっぷりの山土の上に、生々しい白い木くずがパラパラ落ちている。
もう分かりましたか?
答えは、すぐ真上の木にありました。
そう、それは キツツキ 。
よく眺めてみると、枯れかけた木の上にはいくつもの穴が開けられています♪
う~ん、携帯写真ではやっぱり穴は見えないなぁ~。。。
木の中にいる虫を餌として採るためか、巣穴を掘るためかは不明ですが、
穴は大きく巣穴っぽい。
おそらく、穴の大きさからみて アカゲラ という鳥の可能性が高いでしょう。
しばらく座って鳥待ち(笑)してみたものの、気配を感じて姿を現してくれなかったのが残念。
アカゲラを見たことがない方のために。
そういう私もいつもドラミングばかりで生アカゲラを見れていない!
こんな鳥です↓(良いフリー画像がなくてすみません)
山を歩いていると、こんなふうに色んな出会いがあります。
山歩きは、ただ歩くだけでなく
山に耳を傾けながら心と体をリフレッシュできるリラクゼーションでもあると私は思います。
山歩きはちょっと苦手~というあなたも、こんな風に気軽に比婆山連邦を楽しんでみませんか。
by MITSUE IMURA